NASAは火曜日、宇宙飛行士の1人が宇宙服のヘルメットの中に「大量の水」が入っていると報告したため、国際宇宙ステーションの外で計画されていた2人の宇宙飛行士による6時間の船外活動を中止した。これは潜在的に恐ろしい状況だ。
欧州宇宙機関の宇宙飛行士ルカ・パルミターノ氏は、ヘルメットに水がたまり始め、国際宇宙ステーションの外で船外活動を続けることが困難になったと報告した。船外活動は1時間32分で終了した。予定では6時間15分かかる予定だった。
「目にも、鼻にもいくつかあります」とパルミターノさんは語った。 「水が多いですね。」
パルミターノさんは、船外活動の約1時間9分後に宇宙服に水が浸入したと報告した。水漏れの原因はまだ不明だが、船外活動に予定されていた作業は後の遠征まで延期される可能性があるとNASA関係者は述べた。
キャシディとパルミターノは今日の船外活動を東部夏時間午前7時57分に開始した。彼らは船外機動装置(EMU)と呼ばれるNASA支給の宇宙服を着ていた。 EDT午前9時29分に終了した。
NASAの広報担当者はNASA TVの放送で「(地上の管制官は)慎重な道をとり、船外活動を早期に終了している」と述べた。
パルミターノさんは国際宇宙ステーションのUSクエスト・エアロックに真っ直ぐ戻り、キャシディさんもその後を追った。キャシディはパルミターノに、彼がすぐ後ろにいると繰り返し保証した。
エアロック内に入ると、宇宙飛行士はステーション内に戻るためにチャンバーの再加圧を開始した。ある時点で、キャシディさんは、パルミターノさんの宇宙服無線では通話が聞こえていないようだったと語った。
「彼は元気そうだよ」とキャシディさんは言った。 「彼は惨めに見えますが、大丈夫です。」
今日の船外活動は、パルミターノとキャシディにとって8日間で2回目となった。 2人の宇宙飛行士は、今年後半に到着予定のロシアの新しい多目的実験モジュールの到着に備えてステーションを準備する作業や、その他のメンテナンス作業を継続する予定だった。