プーチン大統領評論家アレクセイ・ナワリヌイ氏、「違法な」自宅軟禁に反対

ロシア野党指導者でクレムリン評論家、著名な政治ブロガーのアレクセイ・ナワリヌイ氏は月曜日、「違法な」自宅軟禁の条件には今後は従わないと述べ、監視用ブレスレットを挑戦的に切断した。

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ナワリヌイ氏はツイッターで「私は自宅軟禁下での不法拘留の要件に従うことを拒否する」と述べた。ブログ

自宅軟禁の拒否についてhttps://t.co/ebJyTldSgM pic.twitter.com/a7V1iSDU1q— アレクセイ・ナヴァルニー (@navalny)2015 年 1 月 5 日

彼のウェブサイトに掲載されたアンクレットの写真の下のキャプションには、「ブレスレットは少し苦労しましたが、キッチンバサミで切り取られました」と書かれていた。

ロシアの法律では、自宅軟禁はまだ有罪判決を受けていない容疑者にのみ命令できると規定されていると、弁護士でもあるナワリヌイ氏は書いた。

ナワリヌイ氏は自身の自宅軟禁を「一種の刑務所」と表現し、「ロシア史上、判決後に自宅軟禁状態にある唯一の男性」だと主張した。

しかし、ナワリヌイ氏はモスクワを離れるつもりはなく、自宅とオフィスの往復と「家族との余暇活動」にのみ旅行すると述べた。

オレグ・ナワリヌイ氏は、12月に横領の罪で有罪判決を受け、懲役3年6か月の判決を受ける裁判所の前でモスクワの路上にいた。 クレジット: エフゲニー・フェルドマン

モスクワの裁判所は12月30日、フランスの化粧品会社イブ・ロッシャーから50万ドル以上を横領したとしてナワリヌイ氏と弟のオレグ氏に有罪判決を下した。兄弟とその支持者らは、この事件はでっち上げだと非難し、ナワリヌイ氏の政府と政治活動に対する率直な批判に対する懲罰だと主張した。

裁判所はナワリヌイ氏に執行猶予3年6月の判決を下したが、弟のオレグ氏も同期間の懲役刑となった。

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その日遅く、ナワリヌイ氏はモスクワ中心部のマネジ広場でデモ参加者に参加しようとした際、自宅軟禁の条件に違反し、そこで政府と弟の判決に抗議するよう支持者に訴えた。しかし、彼は抗議活動からほんの数ブロックのところで警察官に拘束され、自宅に連れ戻された。