ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が野生に放した希少なシベリアトラが中国に迷い込み、危険にさらされている可能性があると中国メディアが木曜報じた。
国営新華社通信によると、ロシアは中国林業当局に対し、追跡装置が付けられたトラが中国北東部の黒竜江省の自然保護区で観察されたと報告した。当局はトラの位置を特定することを期待して、罠の可能性があるものを撤去し、60台以上のカメラを設置していると発表した。
関連項目:
2013年9月1日日曜日、ロシア極東のアレクセーエフカ村にある希少動物リハビリテーションセンターを徘徊するトラ。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の訪問中。 クレジット: RIA Novosti、Alexei Nikolsky、大統領報道局
ロシア大統領は5月、アムール地域の僻地でクズヤという生後19カ月のトラと他の2頭のシベリアトラを放しているところを写真に撮られた。
新華社通信によると、クズヤが迷い込んだとされる羅北県ではこれまでシベリアトラが発見されていないという。
プーチン大統領は珍しい動物との写真撮影を設定することでよく知られており、2008年にはあばずれ女との有名な出会いを演出したとして非難されている。しかし大統領は、これらの写真撮影は純粋に保護目的で行っていると述べている。
2008年10月9日木曜日の夜、モスクワ郊外、右のロシア首相ウラジーミル・プーチンのノボ・オガリョヴォ邸を見つめる生後2か月半の雌のトラの子(まだ名前は付けられていない)。 クレジット: RIA Novosti、Alexei Nikolsky、プール