韓国のフェリー事故で行方不明者の捜索に携わっていた民間ダイバーが現地時間火曜日、意識を失って死亡したと政府当局者が発表した。
53歳のダイバーは、水中捜索を開始した直後に連絡が取れなくなり、他のダイバーによって水面に引き上げられた。AP通信によると政府対策本部のコ・ミョンソク報道官の話として伝えた。彼はその後病院で死亡した。海洋警察によると、被害者はセウォル号沈没後の捜索活動に参加したダイバーの中で初の死亡者となった。
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AP通信によると、月曜日の時点で死者数は260人に達した。これまでに救助されたのは乗組員29人中22人を含む174人のみで、40人が依然として行方不明となっている。最終的な死者数は約300人になると予想されている。乗客乗員476人のうち、ソウル近郊の都市、安山にある檀園高校の生徒と教師は330人以上だった。セウォル号は4月16日に韓国南部沖で転覆した。
コ氏によると、ダイバーらは捜索の中で、セウォル号の3階にある未開封の最後の3つの部屋で遺体を探していたという。 AP通信によると、コー氏は、天候の改善と海流の穏やかさが助けになったものの、漂流物やフェリーの廊下や船室の移動が困難なため捜索活動が困難になっていると付け加えた。
セウォル号の船長イ・ジュンソク氏と他の乗組員14人は、過失容疑で逮捕、および緊急時にフェリーに乗客を置き去りにしたことについて。セウォル号沈没時に乗船していなかった他の4人(フェリーの積荷の取り扱いを怠った容疑者を含む)も現地時間火曜日に逮捕された。
セウォル号貨物の制限を超えたと伝えられている規制上の不備を明らかにした文書によると、最後の航海までの1年以上にわたって沈没しており、沈没当日はこれまで以上に過積載になっていた可能性があるという。