米国、バグダッド大使館から一部職員を「移転」へ

過激派がバグダッドのドアをノックする中、巨大な米国大使館は一部のスタッフを一時的に配置転換する国務省は日曜、ヨルダンのアンマンだけでなくバスラとアルビルの施設にも派遣すると発表した。

国務省のジェン・プサキ報道官は声明で、大使館に米国の治安要員を追加派遣すると述べた。

バグダッドの大使館は世界最大の米国大使館の一つで、職員数は約5,500人。この施設は、他のイラク政府部門も収容されている厳重に要塞化されたグリーンゾーン内に位置している。

プサキ氏は、大使館は引き続き開館し、「イラク国民とその選挙で選ばれた指導者たちと日々関わり続け、イラクの憲法制定プロセスを強化し、差し迫った脅威から身を守る彼らを支援していく」と述べた。

一方、国防総省は声明を発表し、少数の職員が「施設の安全確保を支援するためにバグダッドにある国務省の警備資産を増強」しており、大使館の要請に応じて軍が「空輸資産を準備している」と述べた。 。

関連項目:

イラクとレバントのイスラム国(ISIL、またはISISと呼ばれることもある)として知られる過激派組織の戦闘員が急速に南進しており、イラクの大部分の治安状況はここ1週間で急速に悪化した。過激派は現在、イラク第二の都市モスルのほか、バグダッドとシリア国境の間の多くの戦略地域を支配している。

過激派の進撃はイラクの首都の北50~160マイルの間で止まっているが、バグダッドの住民の多くは武器をとって市を守る準備をしている。

日曜日、ISISは次のように自慢した。何百人ものイラク兵士を殺害した彼らは南へのドライブ中に撮影したが、それらのビデオと報告書は検証されていない。

プサキ氏は声明で「米国は、暴力的過激派による安全保障上の課題に直面しているイラクとその国民を強く支援する」と述べた。 「イラク国民は暴力的過激主義を繰り返し拒否し、自分たちと子供たちのためにより良い社会を築きたいという願望を表明してきた。」