イスラエルで拘束されたアメリカ人少年、2か月後に釈放へ

約2か月前の逮捕以来イスラエルの刑務所に拘留されているアメリカ人が月曜日に釈放されると弁護士がマッシャブルに語った。

ムハメド・アブ・ニエ容疑者(15)は7月3日に逮捕された抗議活動中東エルサレムで16歳のパレスチナ人少年殺害事件が発生した。アメリカとパレスチナの二重国籍を持つこの少年は、ナイフの所持、警察への襲撃、投石、抗議活動の指導などの罪で起訴された。

彼の弁護士がマッシャブルに語ったところによると、投石以外のすべての容疑は取り下げられ、木曜日に懲役60日の判決を受けた。この少年はすでに56日間拘留されているため、残りの刑期を終えて月曜日に釈放される予定だ。国務省当局者によると、ムハメド・アブ・ニー氏はヨルダン川西岸の北に位置するハシャロン刑務所の青少年区画に拘留されている。

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国務省のジェン・プサスキ報道官は今月初めの記者会見で、米国は「この米国民の子供の長期拘留を重大に懸念している」と述べた。同氏は、テルアビブの米国大使館が領事支援を提供しており、訴訟中ずっと家族や弁護士と連絡を取り合っていたと述べた。

「彼の年齢を考慮すると、私たちはこの事件の迅速な解決を求めます」と彼女は述べた。 「私たちは、彼が拘留中に虐待されたという疑惑を懸念している。私たちは明らかにそのような疑惑すべてを真剣に受け止めており、必要に応じて当局に問題を提起する。」

もう一人のアメリカ人の十代、タリク・アブ・クデールさんも7月3日の抗議活動中に逮捕され、その後釈放された。クデールさんはフロリダに住んでおり、暴動を引き起こした殺害のきっかけとなったパレスチナ人の十代の少年のいとこに当たる。ビデオ映像が出てきたクデール氏が拘留された際、イスラエル警察によって残酷に殴打された様子を描いた。逮捕からわずか数週間で釈放され、フロリダ州タンパに戻り、そこに住んで高校に通っている。

ムハメド・アブ・ニーの弁護士は、少年は月曜日に釈放され次第、東エルサレムの家族の元に戻ると述べた。