深刻な苦境に陥ったウミガメのビデオを見たら、プラスチック製のストローで水を飲むのは一生やめようと思うかもしれない。
身がすくむような8分間の映像には、研究者グループがコスタリカのボートに乗ってプラスチック製のストローを船から取り出す様子が映されている。ウミガメスイスアーミーナイフを使っての鼻孔。
YouTubeビデオの説明によると、ウミガメを研究している科学者らは当初、ウミガメの鼻に詰まったストローは寄生虫だと考えていたが、取り出そうとしたところ、実際はゴミだったことがすぐに判明したという。
「カメがストローを食べて吐き戻し、間違った通路に落ちた可能性が非常に高いです。」YouTubeの説明と言う。
「ウミガメの鼻腔は、長い鼻咽頭管によって口蓋(口の天井)に直接接続されています。」
実際にストローを取り外すのは多少のトラウマになったようだが、ウミガメは処置後すぐに立ち直ったと伝えられている。
鼻の穴からストローを抜かれるウミガメ。 クレジット: Storyful/Christine Figgener
「彼がこの手術をあまり楽しんでいなかったことは明らかですが、私たちは彼がより自由に呼吸できるようになることを願っています」と説明には書かれています。
「私たちは気道をヨウ素で消毒し、野生に戻す前に観察用にカメを保管しました。ストローを取り除いた直後に出血は止まりました。」
船に乗っていたとされる研究者の一人、クリスティーン・フィゲナー氏は現在、コスタリカとカリブ海のウミガメの交尾習慣に関する彼女の研究を支援するために人々に寄付を募るクラウドファンディングキャンペーンを開始した。この取り組みはウミガメの個体数の保全にも役立つだろうとフィゲナー氏は語った。
のキャンペーンゴーファンドミー活動を開始してから 24 時間も経っていませんが、募集されていた 20 万ドルのうち 1,000 ドル以上を集めました。